今一度、git resetの--softと--hardの違いを確認する

業務でGitを触ることになったので、Gitの勉強のしなおしをしています。
git resetの--softと--hardの違いを確認したいと思います。
git resetはとあるコミットの状態に戻したり、コミットを取り消したりするものです。
個人的に使っているときは、コミットの取り消しなんて雑にやってますが、共同開発だとコミットログも共有して扱うので綺麗にして上げる必要があります。


##### 環境構成 * Git 1.9.5 <br> ##### --softと--hardの違い git resetには、--softと--hard以外にもオプションはありますが基本使うのはこの2つとオプション無し(git reset)が多いと思います。 * git reset --soft * git reset * git reset --hard それぞれresetをかける範囲が異なります。 #### git reset --soft コミットのみリセットで、index、ワーキングツリーはリセットしない。 git reset --soft HEADとしても何も起きません。 なぜなら、現在の作業中のブランチであるHEADは、コミットを持っていないから。 2つ前のコミットまでリセットかけても作業中の状態は保持されます。 <br> #### git reset コミットとindexのみリセットし、ワーキングツリーはリセットしない。 git resetをよく使うケースが、ステージングしたくないファイルをaddしてしまった時ですね。 <br> #### git reset --hard コミットとindexとワーキングツリーをリセットする。 --hardは強力で、作業中のファイルも指定したコミットIDの状態にリセットされてしまいます。 ##### 直近n回のコミットをリセットしたい git reset --hard HEAD~[n]となります。 直近2回のコミットをリセットしたい場合は、こうなる。 <script type="syntaxhighlighter" class="brush:bash"> $ git reset --hard HEAD~2 </script> <br> ##### 最近読んだ本